note:Words in the World

言葉 思考の断片 伝えたい、言葉
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あの夏

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     泳ぎに行くのだろう小学生の、Tシャツの下にはスクール水着。
     夏の薄い生地に透けるゼッケン「3年2組」。
     ビニールバッグの中に丸め込まれたバスタオル。
     懐かしい夏を思い出させる。
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       よく晴れた春の日に窓際でぼんやり外を眺めているあの人。
       まるで「触るな」とでもいうようないつもの棘々しさはなくて、だからかえって触れられない。
       外が明るければ明るいほど、部屋の中が薄暗く感じるように、あの人の内側にある暗がりがよりいっそう強くなっているみたいだ。
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      雨夜の話

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         その日は雨が降っていた。
         晴れた昼間はもう半袖でもいいような、それでも雨が降ればやはりまだ肌寒い、そんな陽気の頃。
         男は、滅多に見せることのない嬉しそうな微笑を浮かべていた。

         

         
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