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4月の雨

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    絹糸のように

    艶やかに滑らかに

    降りしきる春雨に

    視界は煙って
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    12月の雨

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      雨を弾く車の音をBGMに

      僕は一人で巣造りに励む

      電池の切れた時計の針は

      十五度
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      11月の雨

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         しっとり湿った落ち葉 踏みしだいて
         そっとマフラー巻き直す
         漂う水滴は 地球に惹かれて降りてくる
         互いを求めるようにその腕を延ばす
         葉を落とした樹々

         少し切なくなる
         誰かに会いたくて
         優しくしたくて
         ポケットの中で手を握りしめる

         知ってる?
         こんな日は
         翼を濡らしてしまった天使がいるよ
         空へ戻れずに

         例えば ほら この胸の中に
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        9月の雨

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           忍び込む
           夜の気配と雨の匂いに
           ようやくカーテンを開ける
           街灯が青白く照らす部屋

           泣き出しそうに淡い光をなげかける
           月は
           雲のベールの向こう側へ
           髪は風になぶられるままに
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          流星

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             星ふるふる星空見上げて

             このまま夜に溶けてしまいたかった

             流れ星の尾のように

             どんなに早口で唱えても

             願いは叶うことなく消えてった

             闇になお黒く雲が迫れば

             三日月のように消えてしまう言葉

             いつまでも追いかけて

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               この部屋を包む雨音は

               まるで私を閉じ込める

               優しい牢獄
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                 プチンプチンと音を立てて
                 
                 指の先から分離していく
                 
                 君の破片のような
                 
                 今夜の月
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                春雷

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                   地を伝い 体の底に響く遠雷
                   嵐の予感に胸焦がし
                   己の渇きに気付く
                   乱暴なまでに打ち付ける
                   嵐に身を委ねたなら
                   この胸の渇きは癒されるだろうか
                   
                   ただ穏やかに流れる日常に
                   安らぎとごまかしに
                   優しさと妥協に
                   癒しと裏切りに
                   静けさと打算に
                   傷を隠し笑顔を装い
                   心さえも偽って
                   この日常を受け入れてきたのに
                   
                   (悦びはここにはない)
                   
                   渇えた枝を天へ延ばし
                   最初の一滴に身を震わす
                   吹き荒ぶ嵐にこの身を委ねたい
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                  十三夜

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                     十三夜

                     時刻は九時半

                     雲ひとつない空の

                     頂点に達そうとする

                     夜の支配者

                     悠然と、冷ややかな光を放ち

                     指先ひとつの慈悲のように

                     降りかかる青い影に包まれる
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                    8月の雨

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                       8月の雨 真夏の嵐
                       君の髪から滴る雫
                       呼吸弾ませ
                       つないだ手、強く握った
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